2008年8月スタート。同人的な表現が時々ありますので、苦手な方はご遠慮下さい。
テレフォン
「お前の差し金だろー」
電話をとると、不機嫌そうなクルルの声が聞こえた。
もう4ヶ月も前の話だった。
たしかに、彼の機嫌を損ねるような
ちょっとした企てをした。
上手く誰が首謀者かわからないように
手配したはずだったが、
彼は今頃になって犯人をつきとめたようだ。
「そろそろ帰ってきたらどうですか? 少佐」
昔の地位でわざと呼ぶ。
曹長に降格してからも時々、そう呼ぶようにしている。
どうせ、すぐに少佐に戻るのだから…。
「いいかげん、戻ってきてください。そこは貴方の居場所ではないでしょう?」
言っても無駄だとわかっているけど、
待つ身の辛さを少しは理解してほしいと思う。
「…」
少しの沈黙あと、
「そのうち、地球を滅ぼしてでも貴方を取り返してみせますよ」
と熱烈な言葉を残し、私は一方的に通話を切った。
ガルクルの短いストーリーです。
ちょっとSっけのあるガルルが好きです。
あくまで好きな子をいじめたい的な感じです。
「お前の差し金だろー」
電話をとると、不機嫌そうなクルルの声が聞こえた。
もう4ヶ月も前の話だった。
たしかに、彼の機嫌を損ねるような
ちょっとした企てをした。
上手く誰が首謀者かわからないように
手配したはずだったが、
彼は今頃になって犯人をつきとめたようだ。
「そろそろ帰ってきたらどうですか? 少佐」
昔の地位でわざと呼ぶ。
曹長に降格してからも時々、そう呼ぶようにしている。
どうせ、すぐに少佐に戻るのだから…。
「いいかげん、戻ってきてください。そこは貴方の居場所ではないでしょう?」
言っても無駄だとわかっているけど、
待つ身の辛さを少しは理解してほしいと思う。
「…」
少しの沈黙あと、
「そのうち、地球を滅ぼしてでも貴方を取り返してみせますよ」
と熱烈な言葉を残し、私は一方的に通話を切った。
ガルクルの短いストーリーです。
ちょっとSっけのあるガルルが好きです。
あくまで好きな子をいじめたい的な感じです。
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