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2008年8月スタート。同人的な表現が時々ありますので、苦手な方はご遠慮下さい。
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ちょっとアレな趣味ですが、
電車で●●●なシチュエーションが好きなので、SSを書いてみました。
ガルクルだけど…な内容ですが、続きから読んでください。
R18で擬人化です。


+ + + + + + + + + +
「電車でトラブル」
 
クルルはその日、朝早くの会議に出席する羽目になり、
通勤用のソーサに乗り込んだが、充電不足の表示が点滅しているため、
しぶしぶ何年かぶりに電車で本部に向かうことにした。
電車は通勤ラッシュの真っ最中で、すし詰め状態だったが、
時間もないので、しかたなく乗り込む。
 
ドアの近くに立ったクルルはしばらくすると
自分の後ろに立った男から意図的に尻をなでられていることに
ことに気づいたが、痴漢だと叫ぶこともせず我慢していた。
最初は変態ペドフィリアを今すぐ警察に突き出してやろうかと思ったが、
そんなつまらないことで大事な会議に遅刻するわけにはいかなかった。
 
調子に乗った痴漢は、両手を前に回してベルトを外し、下着のなかに手を入れてきた。
「この…」
クルルは抗議の声を出そうとしたが、大きな左手によって口を塞がれてしまう。
 
残った右手が、ズボンのなかのクルル自身を慣れた手つきで刺激していく。
「うっ……」
必死に狭いスペースのなか、身体を動かし抵抗するが、
男の指は丁寧にそれを扱い、責め立てた。
密着した相手の下半身の硬いものが自分の腰に当たる。
いや相手はわざと当てているのだとその動きでわかった。
見ず知らずの男に好きなように身体を弄ばれ、
クルルはせめてものの抵抗で、
ズボンの中の腕に対して力任せに爪を立てたが、
男は動じる様子を全く見せなかった。
 
指の動きは巧みに、クルルを追い詰めていく。
電車がようやく、目的の駅に近づき減速するのを感じると、
クルルはようやくこの苦痛から解放されると安堵した。
アナウンスが車内に流れ、
自動ドアが開くと人ごみの流れに合わせて、駅へと降りることができた。
 
 
ほっとしていると、急に腕を引っ張られた。
「こっちだ」
明らかにそれはさっき自分の後ろに立っていた男だった。
満員電車では顔がはっきりわからなかったので、
勝手に中年太りのキモイおっさんかと想像していたが、
真逆のきりっとした目つきが印象的な好青年だった。
 
ショックで思考が止まっているクルルの手を引き、
男は駅のトイレの個室へ向かう。
ドアの鍵を閉めて、狭い密室に2人きりになると、
強引に口づけてきた。
「…」
口を塞がれ、息苦しくなったクルルは抵抗するが、
体格差が大きく、無駄なあがきにしかならなかった。
「大人しくしてたら、天国へ連れていってあげるよ」
そう言って、目の前の男は笑う。
 
こんなことなら、会議なんてサボってしまえばよかったと後悔してもあとの祭りで、
こいつを何とか警察に突き出してやりたいとも思うが、あとで大佐の耳に入り、
「だから軍施設から出るときにはSPをつけろと言っただろう」
などと小言がうるさくなるから、それもできそうにない。
とにかくクルルは悔しい気分で、何もできず、
服を脱がされ、トイレの壁に押し付けられて、見ず知らずの男に無理やり犯された。
 
気がつくと、一人、個室に残されていた。
汚された下着を捨て、ボタンのとれた服を羽織って、すぐに帰宅した。
モバイルには大佐から「休むなら連絡しなさい」とメールが入っていたが、
無視して、自室のベッドに横になる。
「嫌なことは寝て忘れるに限るぜ」
クルルにとって、これ以上ない最悪な日はそうやって過ぎた。
 
 
次の日。大佐の部屋に呼び出され、
「会議にはきちんと出席しなさい」
と前日の無断欠勤について叱られた。
そして嫌みのように山のような書類を渡された。
書類の山にうんざりしていると、ドアからノック音が聞こえる。
「あ、そうそう、クルルに新しい護衛官をつけるからね」
「聞いてないぜ、そんな話」
「その書類のなかに多分、異動告知が入ってるよ。あとでサインしておいて」
「……」
 
災難が続くと予想していなかったクルルは、
ドアから入ってきた男が昨日の変態だったことに気づいて驚きを隠せない。
「あれ?知り合い?」
大佐はのんきにそう言っているし、変態のほうは余裕綽綽な態度で、
「いいえ初対面です」
と返事している。
「ガルル伍長は非常に優秀だから、少佐とも上手くやっていけると思うよ」
「大佐にそこまで褒めてもらえるとは光栄です」
にこやかに会話を続ける2人の会話を聞きながら
クルルは不機嫌オーラをMAXにして、
(絶対、こんな変態が護衛官なんて嫌だし、すぐにクビにしてやる。)
と心に固く誓っていた。

エンド


********************************

※あとがきという名の言い訳
多分、ケロン星でクルルは電車通勤とかしません。
今回、無理やりそういうネタが書きたいから書いただけなので、
設定が変とか、気にしない方向でお願いします。




 
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