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2008年8月スタート。同人的な表現が時々ありますので、苦手な方はご遠慮下さい。
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というわけで、ケロクルOKな方で18歳以上の方はひまなら読んでください。
ケロ0的な世界で、クルルがケロロ小隊に入る話というか、
自分がケロクルのエロっちいのが急に読みたくなって書いただけ…。
続きから読んでください。
※ちなみに擬人設定ぽい感じです。苦手なかたは注意してね。


+ + + + + + + + + +
「ねえ、我輩の隊に入らない?」
クルルにそう話しかけたのは他ならぬケロロ軍曹。
「絶対、楽しいと思うよ」
「ふーん…」
クルルはカレーを一口食べた後、面白くなさそうに目の前の水を口に含んだ。
その瞬間、ケロロの目の奥が一瞬光る。
 
コップがころがる音、
「う…」
倒れる金髪の細身を抱えながら、
ケロロは自分の計画が割と楽に成功したことを喜んだ。
 
--------------------
 
 
目を覚ますと、グレーの天井と殺風景な部屋。
そして緑髪の男。
クルルはベッドに仰向けにされて、
その細い両手は太い紐でベッドのパイプに拘束されている。
「こうでもしないと話を聞いてくれないでしょ?」
ベッドの脇のパイプ椅子に座ったケロロはそう言うと写真を3枚、ポケットから取り出す。
「この3人がケロロ小隊のメンバーであります。説明するね」
「まず、赤いのから…」
というケロロのセリフを途中でクルルが遮る。
「ギロロ伍長、<戦場の赤い悪魔>の異名を持つ機動歩兵、
真ん中の青いのが、ゼロロ兵長、アサシン部のトップで、左の端がタママ二等兵だな
「ゲロ! クルルってこの3人の知り合いだったの?」
「会ったことはないぜ。でも知っている。なかなか有名人だろ、
3人とも。それより腕が痛いから取って、コレ」
腕を動かそうとしてもビクともしない状況に苛立ちながら、クルルが言う。
「ダメだよ。だって外したら逃げるでしょ。
せっかくアサシン御用達の睡眠薬使って捕まえたのにさ。
あっ、でも小隊に入ってくれるって約束するなら取ってあげてもいいよ」
 
「アンタ、さいて…」
言葉の途中で口を塞がれてしまう。
ケロロはクルルの口を自分の口で塞ぎ、舌を絡める激しいキスをした。
クルルの口内を嬲り満足したケロロが唇を離す。

荒い息を落ち着かせたクルルが辛辣に言う。
「へた」
「えっ?」
「アンタ、キス下手。そんなじゃたたないぜ」
「何、もうクルルったら、ひどくねえ。我輩、本気だすよ」
そう言うと、ケロロはクルルのシャツのボタンをはずした。
そして露わになった上半身に唇を落とし、
肩、胸、腰と軍人とは思えないきめ細かいクルルの白い肌を味わった。
 
--------------------
 
細い両足を抱え、わざとゆっくりと腰を動かす。
「クルル、すごく気持ちよさそうな顔してる」
ケロロは機嫌良く、組み伏している男の表情をじっくりと眺める。
「そろそろ我慢できないでしょ。いかせてあげるから、約束して、
吾輩の小隊に入るって」
「……」
クルルは目を閉じて、焦らされる辛さに必死に耐えていた。
 
「もう、強情でありますな」
ケロロはクルルの細い腰を持ちあげ、角度を変えて胎内を刺激する。
「あ、やめっ…」
微妙な加減で、クルルのいい箇所を外して突き上げる。
「もう…」
「どうしたの?そろそろ降参したほうがいいじゃない」
「……から…」
「聞こえないでありますよ、クルル」
そう言って濡れたクルルの唇にチュッと音を立てて口づける。
「アンタの小隊に入るから…もうイカせて…」
喘ぎ声の合間にクルルが小さく囁く。
満足げにケロロは微笑むと絶頂へ向けて、大きく下半身を突き動かした。
 
 
----------------------------
 
 
「ちょっと、聞いて。ギロロ。
我輩のガンプラが、ごっそり無くなってちゃったんだよ。
お父ちゃんたちに聞いたらさ、わからないって言うし~」
「そんなの俺が知るか」
「ひどい親友であります。
ガンプラに我輩がいくらつぎ込んだと思っているのよ~」
電話でギロロ相手に愚痴ってもガンプラはもう戻ってこない。
 
散々な目にあったクルルは、
勝手にケロロの自宅にある秘蔵のガンプラをすべてネットオークションに出品して、
復讐した。
 
 
「まあ、この天才が部下になってやるのだから、ガンプラぐらい安いものだろう」
 
ケロロ小隊の初顔合わせの場面で、クルルはそう言って、嫌味に笑った。
何のことかわからない残りの3人は頭に疑問符をつけてクルルの様子を眺め、
ケロロはこの通信参謀と上手くやっていくのは心底大変そうだと、
ほんの少しだけ、自分の行動を後悔した。
 
 
-----------------------------
 
後日談
 
二度と戻ってこないガンプラについて思ってボーと歩いていると、
向うからきた人物にぶつかった。
 
「ゲロ! ガルル中尉!」
「あっ、久しぶりだね」
落とした書類をまとめながら、ガルルはケロロに聞いた。
「クルル曹長を通信兵にするんだってね。本部でもずいぶん噂になっていた」
「噂になっているでありますか?」
(そう考えるとケロロ小隊って有名人揃いじゃんね)
「でも、君が無事でよかった。私が昔、彼を部下にしたいと言ったら、
レベル4のウイルスを使って人体実験させられそうになったからね。ははは…」
(レベル4って、笑って言えるガルル中尉ってある意味、すごいかも…)
「クルル曹長は気難しいタイプだけど、ケロロ軍曹、君なら上手くやれると思う」
そう言って颯爽と立ち去るガルル中尉を見送りながら、
ガンプラだけで済んだ我輩って、ひょっとしてクルルに好かれてるかもと
さっきまで不安に思っていたクルルの起用について、
ケロロは「まあ何とかなるであります」と持ち前の気楽さで前向きに考えることにした。
 
<end>






 
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